文フリ大阪に出展してきた。
すっかりご無沙汰してます。
前回の更新からかれこれ3ヶ月空いてしまいました。
つい先日、9/18に開催された第五回文学フリーマーケット大阪(通称:文フリ大阪)に出展してきました。
仕事、育児、同人誌執筆に追われ、心身ともにしんどい期間が続きましたが、それを吹き飛ばすような達成感、とまではいかずとも手応えを感じられました。
ちなみに、文フリ大阪では、当初の予定では「中津ぱぶり家」の同人誌と「たほいや問題集」の2本立てで臨む予定でしたが、計画の甘さから「たほいや問題集」のみ、それも当日印刷のコピー本というギリギリの仕上がりでした。
たほいや問題集は、”たほいや”という広辞苑を使ったアナログゲームの問題集。
ちはにみにたほいやとは、広辞苑に掲載された見ず知らずの言葉の意味を新たに作成。即興の意味の中から真の意味を読み当てる遊び。詳細はwiki等参照。
で、実は僕はこのたほいやの定例会を開催しておりまして、そこで実際に出題された問題を問題集としてまとめつつ、解説やらなんやらを書き添えたものです。
文フリ会場のブースの机上に広辞苑を置き、「広辞苑読んだことありますか?」といつもの胡散臭い感じ声をかけまくってました。文フリ来場者だけあって、こういう言葉遊び系には比較的感度高い人が多く、反応も上々。
当日まで出せるかどうかもわからなかったのでまともに告知すらしておらず、見栄えも決してよくはない作品でしたが、なんだかんだで10部ほど売れました。
会場では、知人の高齢男性になぜか遭遇したのですが、彼から「たほいや問題集には名前はないのか?」と聞かれ、限られた時間の中で特に気の利いたのも思いつかなかったのでその旨回答したところ、「だったらわしがいいの考えついた。大誤解いうのはどうやろ」みたいなこと言い残し去っていきました。結局、彼は同人誌は買ってくれませんでしたが、このアイデアはいいので早速取り入れていきたいと思いました。
今回の文フリではパイロット版として次回からは「大誤解ーたほいや問題集ー第一版」などとして出していければな、と。
今回はほんとうに慌ただしさのあまり印刷上の致命的ミスもあったりしたので、どこかでしっかり告知をした上で雪辱を果たしたいな、と。
それと、会場をいろいろ見て回って思いましたが、ぱぶり家同人誌自体は結果的に出せなくて正解だったのかな、と。たほいやはまだ普遍性のあるコンテンツとしてのポテンシャルがありますが、ぱぶり家のあれこれでは見ず知らずの人の気を惹くにはなかなか苦労しそうです。
まあようやく遅めの夏休みの宿題の提出も終わったところですので、いったん羽を伸ばしたいところ。