ぷらすちっくな言語SPEIL -人文学、ボードゲーム、合成樹脂-

コンクリートジャングルで合成樹脂のささやきに耳を澄ませるさらりーまん。ボードゲームとSFを好みます。

『孫子』を学びて人文科学の悲哀を感ず。

久々に大学で講義を受けてきました。

 

最近の大学って社会人向けの講座をやってたりするじゃないですか。「ビジネスマンのための中国講座」的なのをうちの会社が枠をとっているらしく。うちの部署では中国担当の先輩が受講してるんですが、その先輩が都合つかないということで代打で受講することになりました。まあその先輩から中国関連の仕事を引き継ぎ中なのである意味これもその引き継ぎの範疇という気も。

この講座は半期のうち前半はアカデミズムの人々が中国古典や政治経済について講義し、後半は中国で仕事したことのある企業人があれやこれや語るという構成。今回は中国古典から『孫子』と『三十六計』についてでした。

正直、企業人による中国ビジネス云々についてはいまいち興味がないのですが、中国古典についての講義は久々にアカデミズムに触れられるという点を差し引いても興味があったのでわりと前向きに参加。

 

講師は阪大の先生で諸子百家関連でいろいろ本を出されているようで、素人というかエコノミックアニマルへの講義も慣れているようでたいへんカジュアルでソフトな講義でした。

恥ずかしながら『孫子』は読んだことなかったのでこの講義でなんとなく読んだ気になれたのでお得感がありました。

(めちゃくちゃマイルドでぬるいとはいえ)久々の人文系の講義でテンションも上がっていたので積極的に質問したので、運営の人にも喜んでもらえたようです。

おもしろかったポイントがざっくり3つ。

 

1.『孫子』の中に「君主が無能ならばその命に必ずしも従う必要はない」という趣旨の文言がある。

 

これは結構刺激的な内容だと想うんですよね。中国には儒教に基づく「易姓革命」という、より上位の権力(”天”)を設定することで世俗の権力であるところの君主を打倒することを正当化する理論はあったわけですが、それも成立は孫子より後のことで少なくとも春秋戦国時代にはなかったでしょう。

それも、”君主”の上に”天”というより上位の権力を設定してる点においては、上下関係自体は厳守しており、むしろ上下関係を強化してると言えなくもないわけですが、『孫子』においてはそうではないという。まあこれは思想書ではなく、兵法書、すなわち戦に勝つためのハウツー本なわけですから、徹底的に実務によればそうなる、という当たり前の帰結なのかもしれません。

しかしながら、そのような革命的思想を含む書物が度重なる焚書を乗り換えて今も広く読まれているっていのうはすごいな、と。

ある意味後世に広く読みつがれるものというのは単純な原理主義・普遍主義というよりは一定の柔軟性、それは世俗の権力との衝突しうるものをもっている(だから魅力的)

ものなのでは、と。

 

2.昭和天皇の敗因分析

講師がつかみとして紹介していたのが、昭和天皇の独白録における太平洋戦争の敗戦分析でした。

陸海軍の不一致や過剰な精神主義/科学の軽視とか挙げてるんですが、まっさきに挙げているのが「兵法の不勉強。特に孫子」とか言ってるんですよね。おもしろ。

問題なのは、この文章には主語がなくて天皇自身がそうだったと言っているのか、軍首脳部なのか、あるいは国民全体だったのか、そのへんが不明瞭だと。

一説では「昭和天皇が責任逃れをしようとしたのではないか」という解釈もあるとかないとか。実際に昭和天皇は昭和7年に7回にわたって孫子についての講義を受けているんだとか。いやはや。

しかしまあ昭和天皇をして太平洋戦争の命運を分かたせたとさえ思わせる孫子、、、おそろい子!

 

3.ビジネス書ないしは自己啓発本としての『孫子

講義前から気になってたのが、なぜ現代日本において孫子はビジネス書として根強い人気があるのか。

 

明治、大正期の帝国軍人はわりと熱心に『孫子』を読んでたらしいですが、昭和期には人気がなかった、と。「こころ」だとか「大和魂」を重んじる昭和の軍人にはウケが悪かった(大意)。

そんな『孫子』がもてはやされるのは戦後意外と早くて昭和30年代のことだとか。この頃、経営学の方面で孫子の兵法を「商”戦”」に勝つための方法論として読み替えていく流れがあって、ビジネスマンにウケたらしい。

当時の中国思想研究者たちからは正確な読みでない、と苦々しい反応だったそうだが…

 

それが今となっては、中国思想研究の大家らしき人が企業人たちを相手に孫子を説いている有り様なわけで。時代は変わるわけですな。

奇しくもこの講師氏が講義の冒頭で昨今の人文科学の苦境(まさに大学では、中国思想系の研究が文学部、外国語学部、法学部とまたがっており、”なぜおなじようなことを別々にやっているんだ”と学科再編に乗じたお取り潰しの危機ある)を大阪冬の陣、夏の陣になぞらえた小噺として語ってくれていたわけですが、まさにこの正直忸怩たる思いも幾ばくかあろうかと思った次第です。

人文科学が生き残る道は社会に積極的にその有用性を示していく、対大学経営サイドという意味ではたとえばこのような企業人講義とかで稼げるコンテンツだということを示していくしかないんだろうな、と。

しかしまあ、こういう企業人向けに限らずテレビとかのお手軽コンテンツにありがちな「中国古典・文化がこうだから、それを幼少期から染み付いている中国人はこうだ!」みたいな固定的、断定的なものって人文科学のスタンスの対極にあるように思うんですよね。もちろん、尺の都合やわかりやすさ重視、もっと言うと受講・視聴後の満足度重視という観点からはそれが有効だというのは理解するんですが、もやもやしちゃいますね。

 

 

それはさておき、『孫子』も『三十六計』もわりかしおもしろかったので、これからは主にボードゲームプレイ中に「あ、この問題、『孫子』でやったことあるやつだ!と巧手を繰り出すときに「これぞ、連環の計!」とか積極的に使っていこうとおもいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京でビリヤニ食べて、大阪でもビリヤニ食べた話。

単身赴任はじめました。

 

 

先週末は自宅のある大阪に帰らなかったので学生寮のメンツ5人で集まる。

僕が提案してTwitterでバズってた新高円寺のネパール料理店サラムナマステへ。

なお新高円寺駅集合と言っているのに、高円寺駅になぜか行っている東京在住10年超の先輩1名と「録画してた銀英伝をみてた」ナチュラルに遅刻してくる同期1名という相変わらずのクソ寮クオリティでした(「銀英伝は名作だから」という理由で同期は許されました)。

 

目的はバズった元凶?であるところのビリヤニ(インド風炊き込みご飯)。

なお、その前日僕は千葉のインド料理屋でまた違うビリヤニを食べてたので2食連続のビリヤニでした。

 

Twitterを観測するところでは毎日提供している風ではなさそうだったものの、ダメ元でお店の人(ネパール人?)に聞いてみたら、「うそビリヤニ」だけでなく、「ほんとビリヤニ」もあった!

 

 

 

ビリヤニを食しながら飲むビールのうまいこと。

その後、新荻窪へ移動してだらだらと飲み続けました。

昼から20時まで約8時間もずっと飲んでたというのはここ数年なかなかなかったのでは。先輩が無職になってたり、先輩が愛のために研究の道から民間就職を決意してたり、同期は相変わらずギャンブル漬けだったり、後輩は期待を裏切らずにプリキュアに関する有意義な知見を披露してくれたので大変有意義な時間でした。

 

変わって今週末は大阪に帰ってきてました。

約2週間ぶりに会う我が子の成長ぶりに驚かされるというベタな父親をやってました。

あと、LED照明の交換とテレビの受信状態を改善するという2大ミッションをそつなくこなしたことで2週間分の不在に対するわずかばかりの埋め合わせを行うことができました。

 

そして、大阪・中津のビリヤニの日本初?のビリヤニ専門店「ダイヤモンドビリヤニ」へ。近所なので前々からちょいちょい行ってましたが、東京で2軒のビリヤニを食べたあと、猛烈にこの店のビリヤニが食べたくなった。

ダイヤモンドビリヤニの良さはいろいろあるけど、わかりやすいところでは「注文を受けてからご飯を炊く」こと。そして、「一人分の釜で炊く」こと。

これによってできたてホヤホヤのビリヤニが食べれる。そして、おこげがまた美味い。

あと、ヨーグルトソースだけでなく、カレーっぽいソースも味わえるところ。

最初の頃こそヨーグルトソースの酸味があまりビリヤニに合わないなあと思っていましたが、食べ慣れていくと「この酸味がさっぱりしていいんだよなぁ」になっていくから不思議なもので。

そんなわけで中津のダイヤモンドビリヤニ、オススメなのでみなさんぜひ一度ご賞味あれ(時間とお腹の具合に余裕があるときにしましょう)。

※僕は知人とこの店のすぐ近くの中津商店街内で「中津ぱぶり家」というコミュニティスペースを運営してたりします。

 

ビリヤニについて美味しいお店の情報があれば教えてください。

とりあえず食べに行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぷらすちっくな言語SPIEL」

ブログのタイトルをはてなブログからのデフォルト設定から、思い立って「ぷらすちっくな言語SPIEL」に改名してみました。

(いろいろそういうお年頃なので生温かい目で見ていただければ幸いです)

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きっかけはこの辺のツイート。

 

1.ぷらすちっく

「プラスチック(大阪では”プラッチック”)」と俗に言われているものは、熱可塑性樹脂(Thermo-plastic resin)の略です。読んで字の如く熱可塑性という特性を有する樹脂、特に合成樹脂、ということになります。

熱可塑性というのは、ごく簡単に言うと、熱をかけたら柔らかくなり、冷えると固まるという性質です。この性質があるからこそプラスチック製品は大量生産に適しているのです。プラスチックというと安っぽいイメージがつきまといますが、モノづくりにおいてこの①早く、②(複雑な形状も)自由に、③同じ品質のものを、④安くつくれるというのはとんでもなくすごいことなんですね。

なぜここまであれこれ書くかと言うと僕の本業がこのプラスチックに関連しているからです。

とはいえ、僕自身も熱、つまり外的刺激に対して柔軟に変化・対応できる。その変化を我が物としたらそれを保持・貫徹できる。そして、何度でも上書きして形状・思考が自由に変えられる可能性を保持している、そういう存在でありたいなと。やわらかさ、可変性に重きをおきたいという意思からひらがなにしてみました。

 

2.言語SPIEL(言語ゲーム

言語ゲームというのはご存知?みんな大好きウィトゲンシュタイン生の哲学概念ですね。

僕自身ウィトゲンシュタインには特別詳しわけでも思い入れがあるわけでもないのですが、学部止まりとはいえ、人文科学を専攻した人間としては広義の文学、言語にはいささかのこだわりをもっているつもりです。

それで最近まで知らなかったんですが、言語ゲーム(Language-game)は原語ではSprachspiel(言語spiel)という表記だとか。

Spielと言えば、ドイツ語で遊びやゲームを意味する言葉ですが、(ボードゲーム界隈では)ボードゲームやカードゲームの総称(特にドイツゲームやユーロゲーム)としても知られています。

ということで、直結しただけといういささか野暮な形ではありますが、人文系とボドゲ用語をここに絡めてタイトルとした次第です。

余談ですが、冒頭ツイートにある ごいたの言語ゲーム論的論考というのはそれなりにおもしろいと思うんですよね。ちょっと暇ができたらなんとなくまとめてみようかと思います。

 

というわけで今後ともよろしくおねがいします。

 

 

立夏の候 たほいや会とボドゲ会

いかがお過ごしでしょうか。

 

先週の日曜日(5/13)に会社の単身赴任者の寮に引っ越しまして、翌月曜日から東京で勤務開始ました。朝の東西線はヤバいですね・・・御堂筋線の比ではないですね・・・

 

1.5/16 中津たほいや会 5月例会

と言いつつも、早速水曜日には大阪に戻ってきて(「出張先の名古屋から逆方向の新幹線に乗ってしまったという体で)ルーシーさんに主催を引き継いで初のたほいや会に途中参加。

主催側でないたほいや会は回答に集中できていいですね。そして、回答選択肢を紙に書き込むスタイルも久々でこれはこれでやはりいいものです。

今回は8人たほいやということもありましたが、他愛ない掛け合いを挟みながらいつも以上にじっくりまったりやってました。

ゲームとしては、選択肢8(実質7)つと難易度高めの中、人読み力で正解を当てるのはわりと健闘したものの、気に入って出題した「のりのうみ」で終盤ということもあって3枚賭けに充てられまくって惨敗。3問目以降の出題リストは以下。

今回はミケさんが強かった。次回は6/21なのでみなさま奮って参加ください。

 

 

「そうかのけつ」

「ごあんす」

「へいさらばさら」

「こけさなみ」

「のりのうみ」

「はりこくる」

 

 

 

2.5/19 中津ボードゲームナイト

その後、関西、北陸のお客さん回りだったので週末も大阪でという流れ。

そんな感じで昨日5/19は中津ぱぶり家で中津ボードゲームナイトと題してボドゲ会を開催しました。

 

<遊んだゲーム>

バトルライン

・すずめ雀

・ペーパーテイルズ

・ワードポーターズ

・フラッシュワード

・モダンアート

 

バトルライン

17時に開始時刻に2人だったので、ここは2人ゲームといえば、名匠クニツィア先生による名作バトルラインをプレイ。相手が不慣れということもあって快勝。

 

<すずめ雀>

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そうこうしてるうちに5人になって、すずめ雀。簡単に言うと、手牌が6牌で3枚2組)和了る簡易麻雀。本家と違って5人でもできちゃうという代物。

麻雀打てない僕でもこれはスムーズにできる。

当初は麻雀みたいに配牌の時に牌を積んでましたが、途中からごいた方式にシフト。こっちの方がしっくりくる。

5点以上じゃないと和了れないルールがあるため、5人だと流局が2~3回に1回と多めの中、手牌に恵まれたこともあって多く和了れてわりと大勝。

5人だと流局しやすいので5人戦の場合は4点以上で和了れるとかのバリアントルールにしたほうがいいんじゃないかあ。

 

<ペーパーテイルズ>

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5人ゲームということで、出張中に富山のEngamesで仕入れたペーパーテイルズをプレイ。もともと同人ゲームだったヴォーパルスが海外の版元でペーパーテイルズとして出版されて日本に逆輸入されてるというなかなかおもしろい経歴のゲーム。

デジタルゲームRPG風のフレーバーでユニットを雇用して、戦わせて、街づくりもするなかなか忙しいゲーム。

ゲーム内容的にはカードドラフト、出た資源で建築、両隣と戦争と世界の七不思議にシステムがかなり似ている。けれども自分が設置したユニットが基本的に2ラウンド(ゲームは全4ラウンド)で死んでしまうという経年システムがなかなかおもしろい。

すぐにお金が枯れたりユニットが死んだりするカツカツ感はまあまあ苦しいけれど、それでもユニットの能力を使ったコンボが決まった時の爽快感、そしてRPGのフレーバーがかもしだすワクワク感がいい感じ。

 

<ワードポーターズ>

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続いての5人ゲームはワードポーターズをプレイ。個人的にかなり好きなゲーム。勝てるかどうかは別にして。

ヒントを出してお題を当ててもらう連想ゲーム。場に用意されたヒントはランダムなので、自分のお題にまったくマッチしていなかったり他のプレーヤーに取られちゃったりが悩まし楽しい。ストレートな連想でなくて、トンチの利いたヒントの出し方を当ててもらえると大変心地よい。

 

<フラッシュワード>

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一息つくのにフラッシュワードをプレイ。1枚ずつ表に「あいうえお~」、裏には2~7の数字が書かれた山札をめくり、出た文字から始まる、山札の一番上の数字の文字数の単語を3秒以内に言っていくゲーム。言えなかったら前回の失敗以降出されたたカードをすべて引き取っていき、最も引き取り枚数が少なかった人が勝利。

2~4文字なら基本は楽勝だけど、5文字以上が来るとテンパる。これをきれいに答えられると場が盛り上がる!

インスト簡単で誰でも手軽にできる、導入とか小休止にちょうどいいゲーム。

 

<モダンアート(Oink版)>

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巨匠クニツィア先生による競りゲーム。

モダンアートはそもそもプレイしたことなかったけれど、評判は聞いていたので買おうかどうか悩んでいた。そんな時にドイツでしか流通していないOink gamesのデザイン版がゲムマ大阪で販売されると聞いて思わず購入。ドイツ流通のものなので、日本語はおろか英語も一切なしでとっつくにくかったけどこの機にインストしてもらってようやく初プレイ。

5人の画家の絵画を5種類の方法で競りをしていき、最終的に最もお金を稼いだ人が勝ち。各画家の絵画の価値がラウンド毎に累積しながらも変動していくのがポイント。

 

手札にドッペルオークションのカードが多かったので、それらを序盤から駆使して市場のトレンドに介入しつつ、同じく多かった「Okamoto」先生の作品を集める戦略がしっかり伸びて、327ユーロで2位以下に50ユーロ以上の差を付けて快勝。

さすがクニツィア先生の三大競りゲーの一角。各画家の価値がラウンド毎に変動していくシステムに組み込まれたジレンマがよく練られていて感動するレベル。

そして、Oinkによるカードデザインも”モダンアート”って感じでいいですね。いつものOink小箱よりは大きいものの、コンパクトな箱にイーゼル含めて収納できるのは改めて流石Oinkという感じ。コレはゲムマ大阪で買ってよかったとしみじみ。

 

 そんなこんなで気づけば22時半くらい。というところで解散。みなさまお疲れ様でした。

やはりボードゲームは4人ゲームが多くて、5人までの中量級 ってちょうどよいのがありそうでない感じ。とはいえ、未プレイのゲームや久々にプレイできたものとかできてたいへん充実した一夜となりました。

 

こんな感じで東京に移転したものの、わりと頻繁に大阪で遊んでそうです。

 

 

 

東京生活のはじまりと神保町

一応今週から東京での仕事が始まるものの、今週はまだ出張扱いということにしてもらってビジネスホテル住まいでした。

月曜は大阪の事務所での最終勤務日ということで、後任の人に引き継ぎを実施。予定を7時間以上と大幅に超過しつつも、なんとか業務引き継ぎを終えて、その日のうちに東京入り。

本来であれば夕方くらいに東京入りしてボードゲームショップなりプレイスペースなりに行こうと企んでいたのですが、上記の通り時間が押しに押して東京駅に降り立ったのが23時という有り様だったのでおとなしくビジネスホテルに直行。

 

僕の中で東京で宿をとるとならば、神保町一択。

学生時代にちょいちょい足を運んでいて思い入れがあるとか古書店街として雰囲気がいいとか都心部でいろいろアクセスがいいとかありますが、個人的に外せないのが以下2つ。

 

1つは飯。神保町といえばボンディとかエチオピアとかカレーの名店が多いことで有名で、実際にカレーもいいのですが、個人的には「とんかつ いもや」が一番好きでした。東京来る度に足を運んでおりました。味だけでなく、孤独のグルメばりにストイックな雰囲気の漂う店内でとんかつと向き合う時間は他では得難い充実感がありました。こんなに美味くて800円というお値段も大変よかった。

しかしながら、そんな「とんかつ いもや」が大変残念なことに数ヶ月前に姉妹店の「天丼いもや」とともに閉店してしまうという悲しい事態に。神保町へ来る最大の楽しみがなくなったと大いに凹んでおりました。

 

「とんかついもや」が締めちゃったことは知っていたのですが、それでも神保町に宿を取ったのはみなさんお察しの通り、ボードゲームです。

書泉の充実した輸入ボードゲームコーナーで漁ってるだけで1時間くらい余裕で時間潰せますし、アソビCafeというボードゲームカフェもあるので遊ぶこともできる。そして、僕が泊まってたビジネスホテルは住友不動産系のヴィラフォンテーヌ神保町というところなのですが、ここが結構内装キレイで管理も行き届きつつ、駅徒歩3分(加えてアソビCafeまで徒歩2分!)という好立地にあるにもかかわらず、日月火水ならわりと安く泊まれる(8千円前後)ってのもいいですね。木金土とかはさすがに1万円超えてくるのでなかなか泊まる気しないですが・・・

 

やや脱線しましたが、今回はさらにテンション上がることに、高円寺の有名ボードゲームショップすごろくやの第二号店が4月に神保町にオープンしたとあって、この機を逃す手はあるまいという感じでした。

すごろくやでは「地獄の窯」と「すずめ雀」を購入。

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また、GW中に開催されていたゲムマ春の直後なので、その新作を遊べるかなという淡い期待を抱きつつ、仕事を無理やり片付けてアソビCafeに出向いてみたところ、期待通りに新作を滞在約3時間で5つもプレイできました。

 

 

いくつか簡単にプレイ記をば。

「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」

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これは、ランダムで配られるキーワードを取捨選択しつつ、手元の毎回使える補助ワードカード(助詞やプロポーズとして汎用性の高い言葉)を組み合わせて、即興でプロポーズの言葉をつくるという大喜利系?ゲーム。

そのラウンドの親は気に入ったプロポーズを作成した子が差し出している指輪を取る、という芝居じみた演出含めてとても楽しめるゲームでした。

プレイスペースのよいところとしてたまたま相席した見ず知らずの男女6人の間で愛の告白と「結婚しよう」が飛び交いまくるというなかなか面白いシチュエーションでした。

このときは僕は意外にも!?ネタに走りながらもなんとなくきれいにまとめるのがうまくいき、女性票を中心に自分の親番を除く5ラウンド中3ラウンドをモノにして勝利。ワード系ゲーム好きとして自分のセンスが評価されるのはうれしいものです。

 

「さけのぼり」

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カードを裏にしてペンギンパーティーみたいにピラミッドを積んでいって、自分のサケを少しでも高いところまで遡上させて産卵させるゲーム。裏にするのが肝で、手札の6枚中1枚がクマになっていて、自分のサケを進めた先のカードをめくってクマが出てしまったら。そのラウンドはそこで脱落。ダイレクトに他者に攻撃できるペンギンパーティーといった様相だけど、逆にペンギンパーティーをゆるくしてパーティーゲームに近づけた感じ。最終3ラウンド目にはこれまで脱落したサケのポイントがキャリーオーバーされるというインフレ設定も盛り上がってよい。ゲムマで完売してしまったということで再販が待たれる。

 

「ハピエストタウン」

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小学2年生のアイデアが盛り込まれた街づくりゲーム。

基本的に毎ターン何かしらの物件が購入できるので、街コロに比べてプレイ感はやさしく、進行も早い。それでいて、ゲーム性も練られていて15分くらいでそれなりにボードゲームした感を味わえるのはなかなかないだろう。これま完売してしまったということで同じく再販を待ちたいところ。

 

 

そんなこんなで木曜の夜に大阪に帰ってきました。

神保町を思いっきりエンジョイできてなかなかに順調な東京生活のはじまりでした。この先居住地は浦安になるのでどこを拠点にこれから活動していくかは見えませんが、神保町にはちょいちょい足を運びたいもの。そのためにはとんかついもやに代わるベスト飯を探さねばですね。

 

明日は赴任休暇でお休み。名目通り、土日の引っ越しに向けてしっかり荷造りやろうと思います。

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

中津たほいや会春スペシャル(4月特例会)と今後の新体制

本日、4/22(日)13時半~18時くらいまで、中津ぱぶり家にて中津たほいや会春スペシャル(4月特例会)が開催されました。

参加はえもさん、藤原さん、ミケさん、青木さんという馴染みのメンツに加えて、前回に続き2度めの参加で碧海さん、そして、久々登場のさぬきさん、さらにさらに久々登場のルーシーさん(!)という豪華メンバーで主催のめいりん含む8人でのたほいやとなりました。

さすがに選択肢が8つというのは多過ぎるので、各問題で答えを作成するのは出題する親含めて6人として、残る2人は投票のみの参加とすることで、選択肢6つというほどよい難易度を維持しながら8人で遊べる形としてみました。咄嗟の思いつきにつしてはなかなかの妙案だったのではないでしょうか(アツい自画自賛)。

 

というわけで実際の出題をツイートから。

 

 

※一部表記ミスあり。

 

※事故ってます。

 

 

 

 

 

 

全8問という平日開催の例会時にはなかなかできないボリュームの長丁場でしたが、終始くだらない雑談を交えながらの3時間半でした。

最終的にはこれまでのブランクを感じさせないルーシーさんが今回のルール・編成では不可能と思われた7人の回答者をかわしきって「全外し」を出して圧巻の勝利。さすが

たほいやクイーンと改めてその強さを見せつけられたところですが、それ以上に1年以上ぶりというたほいやをこれまで以上に1問1問を新鮮に楽しんでらっしゃる姿が印象的でした。

そして、告知で宣伝していた「優勝特典」はみなさんお察しの通り、「5月以降の中津たほいや会の主催の座」でした。

個人的にはダメ元のお願いのつもりでしたが、快く引き受けてくださったルーシーさんには改めて感謝したいと思います。

実を言いますと、東京への転勤が決まってからは仕事の引き継ぎ以上に、これまで地道に3年間続けてきたたほいや会をどう継続していくかというのが最大の懸案事項だったわけですが、ルーシーさんはじめたほいや好きのみなさんのお力で引き続き場が継続できそうなのは大変うれしいことだなあ、と。

というわけで、5月の中津たほいや会は5/16(水)19時半から中津ぱぶり家での開催となりました。今後ともよろしくお願い申し上げます。詳細はこれから作成されるルーシーさんのTwitterアカウント等で告知される予定です。

また、さぬきさんからデザスプあたりでたほいやをやってみようか、という話も出ましたので、そちらの今後の展開にも期待ですね。

 

GWの中津ぱぶり家:

GW中には、つい先日シングルズでの公演が好評を博したばかりのえもさんによる謎解き×たほいや企画「たほいや帝国の侵略」の再演も実現しそうですし、北の大地からかるくさんが選りすぐりの謎を引っさげて2度めの凱旋謎解き公演も予定されています。

あと、最終日には「めいりん送別ボドゲ」を開催予定です。企画内容は追って告知します。

 

とりあえず今日の充実を糧に、あと1週間、仕事の引き継ぎを乗り切れればと。

 

 

最近のあれこれと告知

衝撃かどうかはともかくの関西去る宣言から数日。方々でぼちぼちと反響をいただいておりますが、とにもかくにも仕事の引継ぎで西日本各地を慌ただしく駆け回る日々です。

九州で食べた関サバが美味かったです。各地の旬の地のモノを味わえるのは営業の役得ですね。こういうのないとやってけないですわ。

 

 

近所でシロクマがバイト募集してたので和みました。ちなみに中津の高架下の氷屋さんです。

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仕事が休みの日には毎年恒例のごいた保存会大阪支部による「お花見ごいた」に今回は子供を連れて参加。子供がいるとなかなかごいたどころではなかったですが、少しお姉さんに気にかけて遊んでもらってた我が子はかわいいものでした。

また、ごいたの本場能登・宇出津から来た猛者とも打つこともできました。勉強になります。東京行ってもごいた会には出たいなと。

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さて、これまで3年間続けてきた中津たほいや会ですが、とりあえず4月で僕が主催の形での開催は一旦最後となります。今後の開催形態は不明ですが、とりあえず4/22(日)13時半からやりますのでよろしければお越しください。

ご参考までに過去問です。

http://twipla.jp/events/311280

 

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