急がばしゃがめ

コンクリートジャングルで合成樹脂のささやきに耳を澄ませては目を回す。人文系だけど高分子材料でご飯食べてます。。SF読んだり、ボードゲームに遊ばれたり。一児の父。

第2回文フリ京都、参加してきた。

なんだかんだで2018年最初の投稿となりました。

遅まきながら本年もよろしくお願いします。

 

さて、1/21(日)に京都のみやこめっせで開催された第2回文学フリマ京都に参加してきました。こ-16ブースにサークル名「中津ぱぶり家」。

9月の文フリ大阪に続き2度目の参加。

今回は、前回コピー本止まりだった「たほいや問題集」に手を入れて「たほいや問題集"大語(誤)解"第一版」として頒布しました。

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差分をまとめます。

文フリ自体の感想はその下に。

 

1.製本形態

前回は当日AM1時に原稿完成という有り様でしたからコピー本でしたが、今回はちゃんと、というとアレなんである程度計画的に進めて、

ちゃんとした印刷所で刷ってもらいました。

いくつかネットサーフして一番安くかつ納期も早かった株式会社栄光で刷ってもらいました。

全面モノクロのオフセット印刷本文122ページプラス表紙を100部で5万4千円くらい。ですので、一部500円ではすでに原価割れですが、そこはたほいや普及のため。

パワポで原稿を作っているので入稿に際しては戸惑いましたが、とりあえずPDF化して入稿したらなんとかなりました(余白が少な過ぎた感はありますが、まあ形になっただけでも)。

ダンボール箱にぎっしり詰まった本紙を見たときにようやく同人作家デビューした感がありました。

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2.収録題数

収録したお題を前回50→60題に増やしました。

9月〜11月のたほいや会での良問を厳選して追加。この辺はいい問題が多くて悩みました。

なお、収録題が増えたということはそれに伴い、解説や小ネタも追加の必要あり、ということでその辺は次項。

 

3.執筆依頼

前回もたほいやプレーヤー名鑑の箇所はたほいや関係者に原稿をお願いしましたが、今回は追加分の解説や小ネタを常連のえもさん、藤原さんに執筆協力いただきました。お二方とも本問題集のテイストを押さえつつ、遊び心に満ちた原稿をいただきました。改めて深謝。

 

4.ページ配置

最も重要にして今回出展の最大の動機であった、見開き左に出題、右に回答で答え見れちゃう問題、ミスを改善し、出題のあるページをめくると裏に回答、解説が載ってるという形式に変更しました。

また、えもさんからのアドバイスで、ページ配置で小ネタを上、出題を下にして考えてからスムーズに回答へ行けるようにしてみました。

また、プレーヤー名鑑はなるべくその人らしい出題のところに載せるようにしてます。

 

5.補足ネタ

プレーヤー名鑑に本人コメントに加えて、主催からのコメントを追加してみました。あまり深い意味はありません。

また、お題収録ランキングを作ってみました。言って見れば良問出題ランキングですね。大した数ではないですが、まとめてみると意外な気づきがあったりしますね。今後のたほいや会では頑張れたら回答先や勝者とかまで記録できればな。正答率や勝率云々よりも、プレーヤー別の振り込み先(カモられ)ランキングとかぜひやってみたいなと。

 

長くなりましたが、文フリ京都自体の感想をば。

みやこめっせ自体始めてだったんですが、今回は一階のけっこう広い展示場で、文フリ大阪よりも規模が多かった。

 

ただ、ジャンル的には小説などの創作系が多くて、文フリ大阪には比較的多かった評論というかエッセイというかアホ企画系が少ないように感じました。ちょっとそこは残念。

われわれは他の居場所もないので、評論ブースにおりました。今回は執筆協力のえもさん、藤原さんと一緒に。お二方とも文フリ初参加とのこと。

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広辞苑をブースに置いとくと、なかなかいろんな人の目を惹くようで、立ち止まった人に「広辞苑はご覧になったことありますか?」を呼び水にいろんな人に半ば強引に声をかけまくり売り込みというかたほいやの簡易インストをしまくりました。たほいやを懐かしい〜と言ってくださる方も何人かいらっしゃいましたが、基本的には!?な反応が多かったです。

ただ、そこは文学フリマだけあって興味もってくれる方も多く、1日で結局25部頒布できました。予想以上の出来高でした。正直ホームグラウンドとは言い難い環境でよくやったのではないでしょうか。

あと、ボードゲームをいくつかおいといたらそれはそれで食いつきがありました。やはりワーバスが一番知名度ありそうでしたが、 ワンスアポンアタイムも某アニメの影響か食いつきが得られました。さすが物語を創造するカードゲーム。(しかし、たほいや問題集に未収録)

 

お隣のブースで「まわし読み新聞」という見慣れた文字があったので声をかけたら陸奥賢さん本人で、まもなく商業版が出るから同人版は逆に希少という「まわし読み新聞のすすめ」をいただきました。

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陸奥さんとは中津ぱぶり家もご存知で、行ってみたいと思ってた、とのことで今度イベントやりましょう!ということになりました。読んだふり読書会と通ずるものがあるとい流れで、演劇シチュエーションカード「劇札」https://m.facebook.com/gekifuda/?locale2=ja_JPとかおもしろうだとなりました。近日開催か。

 

 

大語(誤)解 第一版と銘打っていますので、できれば年一くらいで更新していきたいなと思ってますが、手が回るかどうか。

目先は第一版の在庫残り約75部をいかにして掃いていくのか。文フリでの感触や告知ツイートへの反応から、春のゲームマーケット大阪にも持ち込んだらそこそこ出そうかな、と。

どこかのブースで委託販売とかやってもらえないかな、と。ちなみに在庫は中津ぱぶり家に来ていただければいつでもお渡しできますので。

 

といことで、ここ最近のビッグイベントというか、一大出力作業である文フリ京都を終えて一服しております。

しばらくはお休みというか入力期間かなということで本を読みましょう。買った本が続々と積まれています。積まれたボドゲや録りだめたアニメも気になりますが、いまは本を読みたいなと。そんな今日この頃です。