急がばしゃがめ

コンクリートジャングルで合成樹脂のささやきに耳を澄ませては目を回す。人文系だけど高分子材料でご飯食べてます。。SF読んだり、ボードゲームに遊ばれたり。一児の父。

第2回有休ボドゲ キルト×猫パズルCalico


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有休をとったら近所でボドゲしよう第二弾ということで前回に続き、今回も近所のコメダ珈琲にサンジィ氏を招集し、ボドゲに興じる。

ちなみに前回。

meirin213.hatenablog.com

 

今回の目玉は何を隠そうキックスターターで1年くらい前に一目惚れしてバックしてから一昨日着弾したばかりのCalicoキャリコ!


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Calicoキャリコというのは布地のキャリコすなわち更紗と、三毛猫のダブルミーニングみたいです。知らなかった。

このゲーム、猫がかわいいだけのゲームじゃないんです。

どんなゲームかと言うと、色鮮やかなタイル(6色×6パターン(柄)×各3枚=108枚)を配置していくパズルゲームなんですが、色や柄を連鎖して配置して得点を稼いでいくわけです。得点源は3つ。

 

1)目的タイル:ゲーム開始時に3種の目的タイルを配置。そのタイルに隣接する6枚のタイルのうち色や柄を指定の条件(6枚とも異なる色or柄に、2種×3枚、3種×2枚等)で揃える。色or柄のどちらかで揃えると得点。さらに色も柄もそろえると高得点。

2)猫の好み:3匹の猫が好む各2種の柄のうち、1種だけでそれぞれの猫が好む形を形成する。条件を満たすと得点として猫トークンをおけるのがいい。

3)色ボタン:各色3枚以上のタイルをつなげると色ボタンを貰える。6色集めるとボーナスで虹トークンをもらえて追加得点。

 

詳細はBGGにて日本語化ルールが上がっているので参照いただきたい。

https://boardgamegeek.com/filepage/197616/calico-pnp-version2-japanese-translation

 

以下プレイログ。

今回は二人でプレイ。

今回は初回ということでスタンダードセットアップではなく、ビギナー向けのセットアップにしてみた。ビギナー用だと予め使う猫が決まっている。同じ柄を3枚以上、4枚以上、5枚以上つなげる(形は問わない)とわかりやすい猫たちを使う。

おそらく制約が少なく繋げやすいようにという配慮なのだろうけれど、これが逆につなげ方の可能性が広がるので考慮すべき選択肢が増えるのでそれほどビギナー向けという感じはなかった。わりと悩んでしまうので少なくともオフィシャルプレイ時間の30-45分でおさまる感じではない。他のタイル形状まで指定される猫の方が配置方針を固めやすく、ダウンタイムも減るように思う。

あと、二人だとどうしてもタイルが滞留しがち。タイルを引いても引いてもなかなかお目当てのタイルが出てこないということが起こりがち。

その点は、オフィシャルに二人用バリアントとして色も柄も完全に同じタイルが3枚あるのを2枚にしてランダム性を抑制することが提案されているのでおとなしくこのヴァリアントを取り入れるのがよさそう。


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いろいろ書きましたが、とにかく色鮮やかなタイルを配置していくだけでも楽しいのに、うまく置けるとかわいらしい猫やカラフルなボタンまで置けるというのは実にいい。インスタ映えするパズルゲーといえばサグラダが思い浮かぶけれど、サグラダにも勝るとも劣らない出色の出来かと。

64 VS 53で勝ちました。勝ったゲームはいいゲーム。これはいろいろ研究してみたい。

ソロプレイでシナリオモードがあるので挑戦していきたい。

 

 

続いて、すごろくやから発売されたばかりのニダベリアもプレイ。

ドワーフの王国で危機に立ち向かうパーティーを結成するRPG風競りゲーム。

特徴的なのは競るためのコインをエンジンビルドよろしく強化していくところ。

 

あとはドワーフの5種のクラスでそれぞれ得点の仕方が異なる。そして、5種のセットコレクション的に一組揃えるごとに英雄と呼ばれる強力なユニットを雇用できるという。

 

二人戦の感想としては狩人プレイが強すぎるように感じました。僕は序盤から狩人プレイに走って、中間決算で狩人ボーナスで緑コインを入手してしまうと、入札しながらコイン強化も継続できるとなるのでこれは圧倒的アドバンテージ。

いやまあ他の動きもあるんだろうか。これも要研究。

5人まで対応だけど、やはり競りだから二人よりもそこそこの人数でこそ遊びたいもの。コインを強化する効果も出てくるというもの。

 

あとは細々遊びつつ、ボドゲ倉庫&プレイスペース計画について話したり。

 

兎にも角にもCALICOとてもよかったという話。