健康で文化的な減量/10kg痩せた
4月下旬から減量というか生活習慣改善に着手して約2ヶ月半。
10kg痩せました。
これでも元長距離選だったんですが、競技引退から早10年。
ベスト(な走りができていた頃の)体重から今年1月の健康診断時で+25kg
コロナ在宅で暇を持て余すがままに「健康で文化的」な生活を志向してあれこれ生活習慣を変えてみました。
なんやかんや試行錯誤しつつも、2ヶ月半で-10kgできたわけです。
およそ6~7年前の水準にまで戻しました。
備忘録も兼ねてこの2ヶ月半の軌跡(というかやったりやめたりしたこと)を綴ります。
1.走る
元陸上競技者なのでまずは走ることから。
30分ジョグをキロ7分ペースからはじめて無理なく続けるつもりが、徐々に「走れる」ようになってくると日々勝手にビルドアップしていき…ジョグ開始してわずか3週間で
右ふくらはぎを肉離れ。以後だましだまし走ろうとするもその都度痛みが走ることを放棄することになる。
結果的に強度の高い運動によって身体を絞ろうという従来の発想(競技生活による呪縛)から遠ざかるこれがよかったように思う。
2.歩く
走るのがダメなら歩くまで。
ということで走れなくなってからは朝の散歩30分。
強度は上げようがないものの、そうであるが故に無理なく続けられるわけで。
しかも、しんどくないので精神的にも脳に回せるエネルギーにも多分に余裕があるのであれやこれや考えられる。
考える時間が増えればいろいろなところに考えが飛び散らかるのでブログの更新頻度が上がったり、仕事のアイデアが浮かんだり、ボードゲーム自主制作のアイデアを練ったりしたり。
これは今でも続いています。運動によるエネルギー消費という点ではあまり効果的とは言えないかもですが、文化的生活に寄与するのでよしとしましょう。
3.体幹
プランク60秒
→サイドブリッジ60秒左右
→バックブリッジ60秒
を3セットと行きたいところだけど3セット目はめんどいのでプランクだけ。
当初は60秒持たなかったですが(特にプランク)、1ヶ月も継続すれば60秒はすんなり行けるように。腹筋とか側筋とか締まる感じがするのでいいですね。
4.風呂で読書
長風呂で代謝を高めつつ、本も読めてしまう!
これこそ紙の本を買う派だからこそできる芸当。
意外と読みやすい。
減量効果は不明だが、睡眠がしっかりとれている気がする。
5.食事制限
糖質制限というほどきっちりしたものではないですが、晩飯で白飯を食べるのをやめて代わりに豆腐(スーパーでよく売ってる150g×3連パックのやつ)を食べる。
過去にも豆腐を努めて食べようとした時期があったけれど、あまり続かなかった。
今回は豆腐(+サラダチキンやその時々のおかず)にチーズを載せてレンチンして食べることを覚えてからは無理なく続けられるように。途中から瓶詰めのトマトソースを適量追加するようになってからは尚良いです。毎日豆腐食べても飽きないものですね。
まあそれまでは毎日毎食白飯食べてたわけなのでそれを考えればさして不思議でもない
?
6.昼食
在宅勤務解除されてからは会社で昼飯を食べることに。
それまでは習慣的に職場の人たちとその辺に食べに行ってたんですが、在宅勤務明けからは思い切って朝にそのへんのコンビニで買ったサンドイッチへ。
職場の人と飯を食べにいくのは雑談とかもできて嫌いではなかったんですが、一定の人数が入れる店となるとなかなか選択肢がないとかエレベーターとか移動とか待ち時間が長い…
感染拡大防止という意味でもカロリーコントロールという意味でも自席でさらりと食べることに。
そうしてみると読みかけの本を読みながら食べられるサンドイッチ最高だし(セブンのレタスサンドうまい)、食べ終えてからもその流れで昼休憩の時間を心置きなく読書に充てることができるように。
正直、前の職場ではそういうことが許容されない雰囲気があったし、そもそも降り積もり止むことを知らない目前のタスクを思うととても悠々と読書する気にもなれなかった。
まあ兎にも角にも昼休みにサンドイッチ片手に本を読むってのが「健康で文化的」な最低限の生活の第一歩という感じでしょうか。
減量10kgってのはそれなりにインパクトのある数字でわれながら「やればできんじゃん」って感じなんですが、それ以上に読書したり文章を書く時間が増えたこと、もっと言うとそれらに対する意欲が伸びているところがいちばんうれしいことのように思う。
そうは言いつつも、現役+5kgくらいが適正体重だと思うのでその辺まではいきたいですね。減量の方は負荷の高いことや苦をともなうことを避けたまま、減量がサチレートするところまではこのままいこうかと。
時間がないころはただ忙しくて仕事とか家のこととか差し迫ったこと以外にはできる限り情報を遮断し、考えたくないと思っていたのだけれど(そうは言ってもどうしようもない政治やあれこれの情報は入ってくるし、考えることから逃げられないのだけれど)、こうして時間ができてみると、少しずつつ視野が広がってくるというか自ずと興味関心があちらこちらに向いてきたように思う。哲学には余暇が必要だ、という話はよく聞くけれど、民主主義にこそ色んな意味での裕度が肝要だろう。そのへんについてもいずれまとめたいけれど。